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英語タイトル: Crusher Joe
2006/01/03 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by たお 評価履歴[良い:155(82%) 普通:9(5%) 悪い:26(14%)] / プロバイダー: 23107 ホスト:22807 ブラウザー: 5832
原作にあたる高千穂遙の小説第7巻「美しき魔王」が予告のみでなかなか刊行されず、
やきもきしていた頃に公開された劇場版映画だったと思う。
小説よりもいささかSF度が落ちるというか、SF的ワクワク感が劣る気はするが、当時は理屈抜きに楽しく見た。
入れ換え無しの映画館で2回連続で見るほどに。
マンガで見せる安彦良和の演出パターンが色濃く反映されており、高千穂らしい演出はあまり見られない。
高千穂の手から離れた安彦版クラッシャージョウと割りきった方が良い。
先の読めるストーリイ展開ではあるが、適度な謎とキャラの魅力・動きでラストまで引っ張っていってくれる。
先にも言ったように、「美しき魔王」渇望症候群に悩まされていた読者としてはかなり熱くなってのめりこんで見たものだが、
後になって冷静に考えて見るといろいろとおかしな点に気付く。
最大の疑問は「クラッシャーって何様だ?」という点。
マーフィパイレーツ一味は確かに宇宙海賊的犯罪者集団ではあるが、銀河連合が法治国家であるならしかるべき吟味があってから裁きを受けるべきで、
刑事検察権を持っていないはずのクラッシャー風情が間違っても好き勝手にはできないはず。
ましてや殺してしまうなんて...。
情け無用に殺戮しまくっていますからね。
スペースオペラは、無法者が罷り通っていたアメリカ西部開拓時代のホースオペラが下敷きになっているから
そもそも銀河連合に法は存在しないのだ、と言ってしまえばそれまでだが...。
スペースワープ航法を活用している未来にあってそれはないでしょう、という気がする。
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