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Ergo Proxy (エルゴプラクシー)


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読み仮名: えるごぷらくしー / 英語タイトル: ERGO PROXY

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2007/09/25 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by どうか Kappa と発音してください。 評価履歴[良い:152(33%) 普通:198(42%) 悪い:116(25%)] / プロバイダー: 7683 ホスト:7691 ブラウザー: 5979
「感情を必要としない楽園」という設定自体ですでに展開がある程度見えてくる。で、自分探しのような物語になる。難解なふりをした単純な物語だ。
で、この物語の主役はリル・メイヤーと思いきや、完全にビンセント・ロウである。で、ビンセントの顔(作画)が変わりすぎ。目つき、髪型であそこまで変わるのか?と思える。全体的にものすごくトーンダウンの渋い空気を持っているが、オートレイヴのピノはキグルミ着てるし結構不思議だ。結局はおバカトーンはピノだけなので、これは制作者側の趣味だということで自分を納得させた。

一話一話が飛ぶ。記憶が定かでないよな感覚を起こす効果を持っている。これはビンセントの記憶探しに上手くリンクしていて、彼と同じような物語そのものに錯覚を起こすようだ。そしてプラクシーとの闘い。これも断片的で、御伽噺のように一話ずつ消化されていく。

哲学、神話、文学など多くのアイテム(パロディを含め)を用いたつくりになっている。それぞれが持つ自我の目覚め、デカルトが言った、cogito ergo sum(コギト エルゴ スム)を基本とし、さらに他者との関係の重要性を哲学っぽく伝えようとしている。ただし、それはある意味、人間としての逃げのようなものだ。これでは「依存」という名の自我にすぎない。ビンセントやリルが生きることを選択しているのはお互いが必要だということからに起因していて、その独自の存在という根本的なところに帰結できないのだ。

最終、登場人物すべてのつくられし者たちは生きることで存在の結論を導き出す。そして人類(創造主)に対する復讐としてプラクシー(ビンセント)は不気味な笑みを浮かべるのだが、暴走するプログラムのように世界の破綻へと導くのであろうか・・・・・・。

何よりもRadio Headに出会えたことに感謝。

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