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2004/12/29
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高山有人
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自分の力を信じるか。周りを見ながら出方を伺うか。
どちらにしても生きづらい。
同じ生きづらいなら自分の道を行くべきだ、と皆が思うなら楽なのだが。
組織、集団というものは、結局、人間を壊す方向に働く力が強いのか。
自分の立ち位置を正しいと思っている人間はたいてい間違っている。
自分は間違っているかもしれない、正しくないかもしれない、と悩み苦しむのが人間であり、物事も人生もそう単純ではないということを体現するのが社会におけるオトナの役割である、と私は思う。
だから、自信に満ち溢れ、自分が正しいと確信している(かのように見える)オトナは、実はオトナではなく、子どもの手本とはならないのだ。オトナでも悩んでいるのだ、迷うのだ、挫折もするのだ、ということを見せたほうが、子供も「そういうものなのか」と学んでいくものではないのか。スーパーヒーローに憧れたままオトナになっても困るだろう。
それを隠して、あるいは気づかず、マニュアルに従い力を行使するオトナは「子供のようなオトナ」であり、そうしたオトナしか見ていない子供がそれをトレースして生きてしまうと不幸な事態に陥る。そういう面があるんじゃないか。
苦悩を見せないことはけっしてかっこいいことではない、むしろそれは悩んでいないのではないか、悩むだけの余裕がないのではないか、心にもアタマにも、と思ってしまう。オトナ、特に教育者が見せるべき顔は、そんな悩まない顔ではない。勿論自信のない教師もそれはそれで論外なのだが…
その点、バッテリーに出てくる大人達はいいですねってことを言いたかったのだけれど…
どうも構成が上手くいかないなぁ。読み辛くてすみません。
周囲の誰も関係ない。俺は俺の力だけで投げていく、と信じる少年野球のエースが、引っ越した町で出会ったキャッチャーの影響で、徐々にまわりが見えるようになってくる。あくまで徐々にであって、結局最後までわかりきらないのがいい。バリバリにツッパッてる主人公が急に丸いオトナになるなんて、おかしいもの。ガキはこれでいいのだよ。めちゃくちゃアツいじゃん!野球少年に憧れる喘息持ちの弟のアツさも素晴らしい。一見さめてるような大人たちも、実は大人のアツさを秘めているわけで、いい。
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