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世にも奇妙な物語


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読み仮名: よにもきみょうなものがたり / 英語タイトル: A very strange tale

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2006/10/03 最悪 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by HUNGRY SPIDER 評価履歴[良い:175(40%) 普通:72(17%) 悪い:188(43%)] / プロバイダー: 14019 ホスト:14279 ブラウザー: 7395
昨日に限れば、この評価以外にどんな点をつければいいのか…

俺はこのシリーズが大好きだった。特に中3時代に見た「採用試験」や「声を聞かせて」の、蝕まれるようで癖になる恐怖感は絶大なものがあった。前年にも「美女缶」という、なかなか心に響く話があったっけ。
そんな本シリーズの優秀な作品を僅かながらも知っているから、今回の内容には落胆せざるを得ない。

一応各話の感想。
「鏡子さん」はいかにもありがちで物語がすぐ読める、ストーリー的には退屈極まりない話。広末も大根だし。ただ、鏡子さんが出てきた時は、そこそこ演出が光っていたように思う。うーむ、やっぱりあの性格最悪のババア(医院長)が元凶だったか…
「部長OL」もありがちという意味では面白みも何もない話だが、入れ替わった部長とOLが、違った環境を体験することによって互いに心を開く、その変遷は丁寧に辿っていた印象がある(いつもだと中堅〜中の下くらいの作品なのだがね…)。
「昨日公園」も同じく。この作品に限っては、しつこいにも程がある。同じような演出を何度も見せられると、見てる側としては飽きる。まあ、そのことで「運命は不可避」ということを印象づけたかったのかも知れないが…それなら3回で終わらせとくべきだと思う。ただ、終わり方は主人公の不幸を彷彿とさせたまま切れているので、そこだけは「やっぱこのシリーズだよなあ」と思わせてくれたので良い(今回シリーズの醍醐味、即ち蝕むような恐怖を僅かながらも感じた唯一のシーンである)。
「猫が恩返し」は、ストーリー的には一番良くできてたかな?動物モノは好きなので、主人公と黒猫が抱き合うオープニングとラストはホロリと来る。それに、この話ばかりは(陳腐ながらも)どんでん返しがあったのが高ポイント。序盤、クロが牛乳を拒んだのも伏線として生きている。多少グダグダな内容ではあるが、一番「纏めよう」という意欲が伝わってきた作品という意味で、今回ではベストか。それにしても、このシリーズは5本のオムニバス形式だけど、4作目の完成度がいつも高いな。「美女缶」も「奥さん屋さん」も4作目だったし…
「家族会議」は、子供があまりにも鬱陶しいので視聴放棄(この時点で、俺の基準では「最悪」である)。俺は基本的に、大声を張り上げる子供・感動を狙う子供が大嫌いなんだなとよくわかった。しかし何でいつも5作目には、こーいった感動系を無理やり持ってくるのだろうか…

纏めると、「猫が恩返し」のストーリー、「部長OL」の心理描写、「鏡子さん」の演出以外は論外!今まで見たシリーズの中でも、冗談抜きで最低。上記の作品も決して特筆するほどのものではなく、それどころか以前ならば中堅どころにもならないような陳腐さが感じられた。
今回に限らず、このシリーズは見る度にパワーダウンしているとしか思えない。それも急激に。5年間でこんなに堕ちたのかと、返って驚きだ。なにしろ見ていて緊迫感がない。無理やり感動を狙っているケースが多すぎる。奇妙な世界が織り成す恐怖は何所へ行ったのだ。その傾向が段々強くなってきている。5年間視聴を続けた者としては、この落差に嘆くしかない。俺よりも視聴暦の長い方にしてみれば、尚更だろう。

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