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男たちの大和/YAMATO(日本映画)


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読み仮名: おとこたちのやまと / 英語タイトル: Otokotachi no Yamato
注意: これは日本映画版。その他メディアのページ
漫画:男たちの大和/YAMATO / 小説:男たちの大和
総合
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日記
2008/05/01
懇談室画像/壁紙商品
(DVD)
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1.心がキュンと痛みました。
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みなみけ 4 (期間限定版)

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1.見ると幸せになれるアニメ
1349
男たちの大和 / YAMATO

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2006/08/04
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1.海の恐竜「大和」は進化の袋小路に迷い込んだかのようにして滅びていった・・・・。
1577
俺は、君のためにこそ死ににいく

参考:\3,990
2007/10/21
()

1.映画を利用した政治
5573
連合艦隊

参考:\5,040
2003/12/25
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1.気になるところ
5615
硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版)

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2007/04/20
()

1.酷い映画
6281
硫黄島からの手紙

参考:\1,500
2007/12/07
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1.寝る前に見るな
166798
文庫:決定版 男たちの大和〈上〉 (ハルキ文庫)
参考:\735
2004/08
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1.大和への鎮魂の本
60069
CD:CLOSE YOUR EYES/YAMATO-男たちの大和 主題歌-

参考:\1,050
2005/08/24
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1.日本の愛国心
13340
おもちゃ&ホビー:世界の艦船 連斬模型「矢矧」 BOX

参考:\4,725
2006/01/24
()

1.まずまずですが
作品紹介(あらすじ)

昭和19年の春。特別年少兵として戦艦大和に乗り込んだ神尾たちは、憧れの大和を前にし目を輝かせていた。しかしその喜びも束の間、彼らを待ち受けていたのは厳しい訓練の日々だった。神尾たちは上官である森脇・内田の叱咤激励のもと訓練に励んでいたが、彼らの努力もむなしく、日本は日増しに敗戦の色を濃くしていた。そして翌年の4月。米軍が沖縄上陸作戦を開始したのを受け、大和は沖縄特攻の命を下される。

原作:辺見じゅん「決定版男たちの大和」(上下)ハルキ文庫刊
監督・脚本:佐藤純彌
音楽:久石譲
配給:東映
協力:海上自衛隊 広島県 広島市 尾道市 呉市 大和ミュージアム 日立造船株式会社 (株)大宝組 (財)水交会
「男たちの大和/YAMATO」 制作委員会:東映 角川春樹事務所 テレビ朝日 東映ビデオ 朝日放送 広島ホームテレビ 九州朝日放送 北海道テレビ 長崎文化放送 鹿児島放送 朝日新聞社 東京都ASA連合会 中国新聞社 北日本新聞社 ゲオ 東映アニメーション TOKYO FM 幻戯書房 サンブック社 東映エージェンシー

主題歌「CLOUSE YOUR EYES」 作詞・作曲・編曲:長渕剛 サポートソング:般若
挿入歌「YAMATO」 作詞・作曲・編曲:長渕剛

出演:反町隆史 中村獅童 鈴木京香 渡哲也 仲代達矢 松山ケンイチ 蒼井優 渡辺大 内野謙太 崎本大海 橋爪遼 金児憲史 森宮隆 池松杜亮 長嶋一茂 井川比佐志 林隆三 本田博太郎 高知東生 平山広行 勝野洋 高畑淳子 余貴美子 寺島しのぶ 白石加世子 奥田瑛二
公開開始日:2005/12/17(日本)
公式サイト
1. 男たちの大和/YAMATO
最終変更日:2007/04/07 18:54:20 / 最終変更者:Barnirun / その他更新者: SHUNIA / 提案者:634 (更新履歴)
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2007/10/23 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by どうか Kappa と発音してください。 評価履歴[良い:135(34%) 普通:170(42%) 悪い:95(24%)] / プロバイダー: 7683 ホスト:7691 ブラウザー: 5979
まず疑問に思えるのは、なぜこれほど現代の描写が多く必要だったかだ。それほど効果もなく、構成は『タイタニック』にそっくりだ。最も不可解なのが、他人の迷惑も顧みず、大和沈没の場所まで船を出してくれと言った内田二等兵曹の娘、内田真貴子(鈴木京香)の心情だ。父の遺言とはいえ、そこまで思いつめての行動にあまりつながらない。
また回想の中でも大和以外の戦艦の映像がほとんどなく、雰囲気として『宇宙戦艦ヤマト』のような孤軍奮闘ぶりだ。大和のセットは壮大なものがあったが、もう少しバランスをとった映像が欲しかった。

あと、気持ちよくもあり、気持ち悪くもあったのが、大和乗組員の人格のすばらしさだ、内田守(中村獅童)なんかは見るからに悪人顔なのだが、すばらしく仲間想いなのだ。 森脇庄八(反町隆史)の男前ぶりは誰が見ても惚れるほどだ。そうそうたる役者陣の脇役の指揮官たちもすばらしく、覚悟を決めた男たちをかっこよく演じている。大和の乗組員と家族の最期の触れ合い。そして仲間との語らい。それぞれが涙を誘うエピソードとして熱く、悲しく描かれている。少々わざとらしいぐらいの演出がかなり効果を出している。

戦争の残酷さや、悲しさもある程度伝わってくるが、その思想やテーマは薄い。それよりも臼淵大尉(長嶋一茂)が日本は一度負けないと立ち直れない。負けて生まれ変わるようなことを言っていたのだが、大和とその乗組員が日本の未来のために犠牲となって守りきったという、伝説的な扱いをしているのだ。しかし、生き残った神尾克己(松山ケンイチ/仲代達矢)はそんなことよりも、大切な人たちをすべて失い、自分が生き残ってしまったことをずっと苦しんで生きてきたのだ。これほど悲しいことはない。現代の描写を増やすならば、その悲しみ、そして再生までをテーマとして掘り下げて欲しかった。
2007/10/13 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by yuji 評価履歴[良い:32(82%) 普通:4(10%) 悪い:3(8%)] / プロバイダー: 20366 ホスト:20016 ブラウザー: 6034
【良い点】
映画館で見たのでかなり前ですが、戦争の無常さ人命の儚さを痛いほど感じる作品です。あと少年兵を通して息子を送り出す母の葛藤と主人公の母への思いといった家族愛をも引き裂く残酷さを感じました。また日本軍人のもっていた誇りややさしさ、死への葛藤といった部分も良く出ていて全体として当時の日本が比較的正確に表現されていたのではないでしょうか。泣けます。
【悪い点】
もうちょっと凄惨な状況をリアルに描写しても良かったかもしれないと思います。つまり戦争をもっと露骨にしても良かったのかなと。視聴者への配慮もあったと思いますが、大和の戦闘シーンや原爆の被災者たち、彼らはもっと惨めに死んでいったのだということを正確に伝えることが犠牲者の方に対しても供養になるのではないでしょうか。

【総合評価】
大和に乗り込んだ少年兵を主人公に第二次大戦末期の日本を描いた作品です。戦後60年以上になりますが、戦争を知らない私たちにとっては色々考えさせる作品だと思います。
2007/08/13 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 54333 ホスト:54412 ブラウザー: 8964
【良い点】当時の日本人、特に男たちの精神に感動した。また、個人個人の気持ちも表現されていた。

【悪い点】戦争映画全般に言えることだが、あまりにも傷が綺麗。機関砲で撃たれたら体がばらばらに千切れるという。そこが甘ったるい。


2007/06/12 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ねぶそくのタカ 評価履歴[良い:90(44%) 普通:66(32%) 悪い:48(24%)] / プロバイダー: 30646 ホスト:30847 ブラウザー: 5234
戦争に対してどうこうの映画でなく、ただそのとき戦っていた男たちをそのまままっすぐに描いていた映画。まさに「日本の大和」ではなく「男たちの大和」。

反町隆、中村獅童の男らしい演技も見ていて気持ちがよかったし、戦艦大和の戦闘シーンも迫力があり、メッセージ的な部分のほかにも見所がある。

これから特攻をかけて死ぬことに何の意味があるのかという問いかけへの、長嶋一茂の答えはシンプルだがとても感動。
大和から生き残り今まで生きてきたことの意味の答えも、最後に中村獅童が出していたがそれもまたシンプル。

つまりこの映画はシンプルに出来ているのだ。あっといわせる展開もないし、迫力はあれど新しい目を見張る映像演出もない。だけどしっかりと作りこまれて、映像も人物の心理描写もハイレベルに仕上がっている。そしてまっすぐにえがかれているから、私は一番最初に述べた感想を抱いたんだろう。

日本の未来のために死んだ男たちに、今まさにその時の未来に生きている私達がどう向き合うか。それを伝える映画なのだと思う。
[獲得推薦数:2] 2007/04/15 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 十傑集 評価履歴[良い:731(53%) 普通:336(24%) 悪い:308(22%)] / プロバイダー: 11009 ホスト:11078 ブラウザー: 5234
昨今の風潮から死や戦争を賛美する映画ではないか警戒しながら観ましたが、その点は杞憂に終わりました。
戦闘シーンの描写に粗があるとの指摘がチラホラあるようですが戦争映画自体、あまり観ないのでその点は不明。
大和に青春をかけた若者達の群像劇という幕末の「白虎隊」や「五稜郭」に近い雰囲気ではないかと。

米軍は大和の乗組員視点から見た空から攻撃してくる「敵」以上でも以下でもなく
日本軍を馬鹿にした「パールハーバー」の裏返しのように悪辣に描かれてはいない。
国力差に加えて情報戦を軽視し精神主義に陥った日本は敗れるべくして敗れ
大鑑巨砲主義の成れの果て、航空戦力主体の近代戦において遺物となった大和は沈むべくして沈んだ。
というのは、やや描写が弱いながら後半の会話の中で感じ取れるし
政治スローガンを押し付けられるよりはエンターテイメントとして鑑賞するのに丁度良いぐらいかと。

印象深い台詞は「武士道は死ぬ覚悟、士道は生き抜く覚悟」と
「敗戦から日本が多くを学び新しく生まれ変わる礎となるための死なら本望じゃないか」でしょうか。
最後の戦闘で築かれていく血塗れ泥塗れの死体の山はカッコよい死なのでは絶対なく
誰かが、それを見届け生き残り、伝えなければならないという製作側の意図は伝わってきました。

強いてあげれば大和を政治パフォーマンスに利用するような神尾と対になるキャラがいてもよかったかと。
(それこそ、海上で発作を起すとか意味不明なシーンをいれるよりはな)
戦争を実体験として持つ人が少なくなった現在こそ、そういう人達の体験談の貴重さ
過去を正当化しようとする権力者に都合の良い情報を鵜呑みにする危険性の対比は描いて欲しかった。

最近の改憲の流れにしても憲法は権力者を規制するためにあるはずで、米国に追随してばかりの権力者が
「米国に押し付けられた」などと言って扇動している節があり、改憲仕方無いなどといって気付いてみれば
仕方なしで戦争していて、ベトナム戦から何も学ばずイラク戦に突入した米国を笑えなくなる可能性は大。
死地に赴いた人達の望みは死後に英霊として祭られる事では無かったと思うのですが。
2007/04/14 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 朔姫遮那 評価履歴[良い:5(50%) 普通:3(30%) 悪い:2(20%)] / プロバイダー: 51385 ホスト:51483 ブラウザー: 4356
中学生の私も一回見たのですが、教科書で覚えられた、戦争の悲惨さ、イジメとかが騒がれていた命の大切さ、尊さを一回思い知らされた作品でした、そして、どうして死ぬ事がこの時代が、美学だったのかが教科書を呼んで先生から聞いた話でもさっぱり分かりませんでしたが、この作品を見て、私は改めて、「お国のために死ぬと言う事が美しい。」とこの時代とってはでは、美しい事であり、今に時代にとっては「なんで?」と思ったことが分かりました。
1/1のセットのリアルさ、シーンの完成度はここ最近の日本映画の中では良かったと思います。
「泣ける映画」と製作者側が行っている事はあり、涙があふれてきました。

だけど、最後が、私としては好まないものでした、最後に「戦争を、もう起こさない為に、今、若者達が考える事は何か?」がよくわからない作品でした。
だが、皆さんが言っている通り、余計なシーンも多いと思います(呼吸不全で意識不明になるなど)
ので評価は普通にします。
2007/04/15 確かにラストシーンの不満と、反戦映画でもある本作だけに、「あんな戦争をもう二度としたらいかん」「お前達は絶対に戦争をしないで欲しい」と、一言も言ってなかったので、せめてその台詞を言えばもっと評価が違っただろうと思います。 by 634

[獲得推薦数:1] 2007/04/10 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by おきゃん 評価履歴[良い:104(85%) 普通:5(4%) 悪い:14(11%)] / プロバイダー: 3571 ホスト:3439 ブラウザー: 6388
戦争の悲惨さ・・・というより「生きる」ことについて強烈に考えさせられる映画だった。

劇場には見に行きませんでしたのでTV放映で初めて鑑賞しました。
正直な気持ち、劇場公開時は恐くて観に行けませんでした。
大和という言葉は日本人にとっては特別なもの、そして太平洋戦争時の日本の終末を象徴する
戦艦としても非常に著名で、その最期に関しての書物や資料も比較的正確なものが残されています。
小説「戦艦大和ノ最期」や、NHKの「その時歴史は動いた〜不沈戦艦大和の最期」や民放の
特集ドキュメンタリーなどでも大和の最期は良く知られています。
自分にとっても視聴前の事前情報はわりと豊富でそれをどのように表現するのか興味も深く、
その反面、いい加減な表現や演出などされてガッカリするのが恐いからでした。

しかし、視聴後の結論から言うとそれは杞憂でした。大和の擬装や映像演出の正確さについては
多少気になる点はあるものの映画作品としての出来はとても素晴らしかったと思います。
事実に基づいてあまり正確に描きすぎてもかえって映画作品として一般の視聴者には逆に伝わり
難いことにもなりかねません。歴史的事実と映画としての伝えるべき最低限の映像内容の線引きは
この手の戦争を扱った映像作品としては非常に良心的で良いバランスで作られていたと思います。

また、「日本は進歩というものを軽んじていた・・・」(小説「戦艦大和ノ最期」に同文があります。)
などの台詞は、当時実際に会話として発せられた言葉ではなかったかもしれないけれど、この映画が
戦後60年後の今を生きている人たちに伝えたいメッセージの代弁ということで良いのではないでしょうか。

【この映画作品の視点、テーマ】
戦闘シーンを短めにして一兵卒の目を通した人間ドラマを中心に描いているのは良かった。
「その戦争を知りたければ歩兵に聞け」という言葉がありますが、この映画は一兵卒、一海兵、
一家族、普通の人々の視点を通して描かれています。彼らが当時何を考え何を想い、何のために
戦争に行き、死と向かい合い、また生還し、何を残したのか、残したかったのか、視聴者に
ストレートに訴えかけていました。そこに敢えて戦争の相手・アメリカ側の視点を描かなかった
のはある意味とても現実的でした。戦争にはどちらに正義があるわけではない。この映画の当時の
日本人の姿もアメリカ人の姿も、いずれも愛する家族と国、未来のためにみんな必死だったに
過ぎないのですから。どちら側から描いたとしても・・・・その気持ちは真実でしょう(硫黄島のように)。

【守るべきものは何だったのか・・・】
この作品のテーマになっているのは「生きる」と思いました。死ぬことが美学のように教育され
てきた当時の日本人たち。この映画はその戦時中の人々が「生きる意味」を考えてきた60年間を
描いていました。戦闘が終わっても戦争は終わっていない。戦争で背負った個人の重責、そして
それからの開放。そして今を生きる我々や未来の子供達に愛情やその想いを伝えてくれる映画でした。
この映画を観た視聴者も漁船に同船した少年のように晴れがましい気持ちになったと思います。
戦争で命を無くした人々の気持ちを無駄にしない、平和への思いを強く感じるラストシーンでした。

この映画は世界中のどこに出しても恥ずかしくない映画作品だと思います。

【不満な点・・・というより個人的に気になった点】
一番気になったのは音楽です。わたしにはどうしても映画ザ・ロックの曲に聴こえてしまいました。
これはこの作品全編を通してメインテーマとして使われているのですが、重厚で荘厳、そして
悲壮感と叙情漂う良い曲なのですが、前述の音楽とかなり似た曲想なのでイメージが錯綜しました。
これは一度気になるともうそのイメージから脱却できないわけで(^^;)、正直困りました(^^;)。
メインテーマ曲に関してはもっとオリジナリティがあればよかったですね。残念。

また、自分が鹿児島出身ということもあり、役者の方言のイントネーションにちょっと違和感が
ありました。もっともこれもあまり正確に鹿児島弁を再現してしまうと、多分、聞いていても
わからなくなってしまうと思いますから、これはこれでいいのでしょう。

また、TV放映(2時間10分)なのでカットされている個所も多々あると思いますが、それは機会をみて
しっかりとじっくりと見直そうと思います。

ということで予想していたよりずっと良い作品で、「とても良い」と思う感想&評価です。
2007/04/08 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by とことんとんこつ 評価履歴[良い:47(46%) 普通:15(15%) 悪い:40(39%)] / プロバイダー: 12661 ホスト:12696 ブラウザー: 2989(携帯)
映画館で見たときは感動したのですが、2度目だと微妙ですね。
特に長島一茂の役処が微妙というか、映画の世界に入り込んだ感動ものの終盤で、名前のためのキャストが出ると途端に現実に戻ってしまいます。
2007/03/10 悪いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 634 評価履歴[良い:1398(50%) 普通:545(19%) 悪い:856(31%)] / プロバイダー: 11451 ホスト:11772 ブラウザー: 5234
DVDを見た後で、ちょいと苦言を垂れます。

細かい話で恐縮ですが、映画の主人公達がいた25ミリ三連機銃座の部分ですが、あそこは、後々で調べてみたら、シールド(主砲発射の爆風から機銃員を守る為の)が張り巡らされた部分なので、あのセットは必ずしも正確でないことが判りました。
爆風よけシールドがないので、「これじゃ、男たちの大和じゃなくて、男たちの武蔵(武蔵には大和の機銃位置に爆風よけシールドが付いてはいない)じゃないのか?」と思ってしまいます。

初めて艦に乗り込んだ時のカメラワークも「まずったな〜」という箇所があり、舷側部分の25ミリ機銃座をズラッと見せてしまったのには「おいおい」という感じです(主人公達が乗り込んだ頃、大和はまだ機銃が張り巡らされず、15センチ副砲がデンッ、と載っかっていた。)。あの部分は写さないで欲しかったし、レイテ沖に、ようやく機銃座が付いたのですが、そのシーンでも沖縄特攻時のまんまだったのはいただけなかった。

まあ、クライマックスがどうしても沖縄特攻になるのだし、あの配置のままでやる妥協が必要だったとはいえ、初期状態は無理でも、せめて、レイテ沖海戦の頃の機銃配置にして欲しかったし、カメラワークの問題点もあるとはいえ、武蔵の武装配列にしてしまうのには、ちょっと・・・・・・と今では思います。

こういった徹底考証がちょいと欠けていた感じだし、東宝の大和出演映画の頃とは資料もセットのリアリティも違うはずなのに、そういった妥協点はいただけなかったし、故黒澤監督だったら、徹底したとも思えるし、そういった部分にも力を注いで欲しかった。

また、大和は沖縄特攻前の3月20日の空襲も体験しているはずなのだし、その時の戦闘シーンも入れるべきだったといえそうだし、人間ドラマに比重が置かれすぎ、肝心の主役の大和について、徹底を欠いてしまったなあと思えます。
2007/03/10 確かにあの冒頭のシーンは少しCGを使うなりして工夫してほしかったですよね。しいて言えば、無理やり大和を対空仕様に改装する場面だって欲しかったとも思います。せっかく戦艦大和セットを「デン!」と作ったのだから、もうちょっと妥協のしようがあったよな〜と感じますよね。 by グングニル

2007/03/10 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by HE-AT 評価履歴[良い:18(56%) 普通:3(9%) 悪い:11(34%)] / プロバイダー: 54290 ホスト:54127 ブラウザー: 4184
これまでにも、戦艦「大和」を題材にした戦争映画が数多く制作されてきたが、戦後60周年を期して完成した今作「男たちの大和」は、その総決算的な作品に仕上がったと断言できる。
従来の戦争映画にありがちだった押し付け的反戦平和論や、単純に旧軍の悪行と責任を追求する姿勢を廃しつつ、「大和」という「あの時代の日本」を象徴する大戦艦を主人公として描き切った映画が誕生したことは、まさに感無量である。
また、リスクを恐れずに優秀なスタッフと潤沢な費用をつぎ込めば、日本も外国に負けない超大作を作れるという角川春樹プロデューサーの持論を実証したことにおいても、本作が日本映画界に示した意義は大きいと思う。
しかし、辺見じゅん氏の原作本を読んだ者として、唯一かつ最も物足りない点が映画にはあった。中村獅童氏演じる内田兵曹の戦後が全く描かれていなかったことである。公式パンフレットのインタビューにおいても、故・岡本喜八氏を始めとする何人もの映画監督が大きな意欲を持っていたと辺見氏自ら語っているが、佐藤純彌監督の下で実現されなかったのが残念でならない。2度の海戦で全身に無数の銃弾と鉄片を浴び、何度も麻酔なしの大手術を受けたにもかかわらず、11人もの養子を育て上げて天寿を全うした内田氏の壮絶な生き様こそ、この映画で必ず描かれるべきだったことではなかろうか。
現在、日本を取り巻く世界情勢はなお混沌の度合を深めており、一部ではきな臭い空気もすでに漂い始めている。しかしどのような世の中になろうと、内田兵曹のようにぼろぼろになっても身を挺して守るべきものを守ることを、決して忘れてはならないと思う。この国こそ内田兵曹が、「大和」の戦死者が、そしてこれまでの戦争で命を落とした人々が、我々後世の日本人に託した「遺産」だと信じて。
2007/02/18 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by Ny-Jp 評価履歴[良い:189(95%) 普通:10(5%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 9406 ホスト:9419 ブラウザー: 4184
話自体は、正直、感動しませんでしたが、戦争の情景を描いたものとしては結構リアリティがあったのではないかと思います。
いろいろいいシーンがありましたが、個人的には、二人の息子を戦場に送り、弟のみが一時的に帰ってきて、ご飯をもてなしたときの高畑敦子の演技が一番印象に残ってます。
戦争の様を知るのにはとてもいい映画だと思いました。
2006/11/28 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by HUNGRY SPIDER 評価履歴[良い:173(41%) 普通:68(16%) 悪い:181(43%)] / プロバイダー: 3586 ホスト:3551 ブラウザー: 7395
戦争についての解釈は他の皆さんに任せて、俺は本作で感じたことをそのまま。

正直、初めて大スクリーンで見なかったことを後悔した。戦艦を知らぬ者にとって、本作で描かれた大和の堂々たる姿と、4月7日の決戦は迫力満点!!そこに乗せた久石さんの音楽によって、否が応でも臨場感を高められる。

…とまあ、外見的なことはそのくらいにして(しかし見所であることには間違いない!)、
本作は、戦後の還暦を語るに相応しい作品だったと思う。学校では、何年何月何日、何所でどういった事件が起こり、どれくらいの人が死んだか…そういった「データ」を示すに終始しているけれど、本作は違う。そのデータの中、即ち戦時下に生きる人たちが、どのような想いで生き、何を感じて戦ったのか…人間の生き様を徹底して描いている。
これが戦争を語る上で、最も大切なことなのではないか。我々は彼らの意思の上に立って生きている、戦争の悲劇に支えられて今があるという、忘れてはならないものを想起させてくれるから。現代は若者たる自分の目から見ても、荒廃しきっている。そんな世の中に絶望してしまうのも、わからなくはない。しかし、それでも生きなければならない。劇中で描かれた人々の死は重い。なのに、現代人の死はどうして軽いと言える?それに、今死ぬと彼らの想いはどうなる?…やりきれないじゃないか、だから生きようではないか…
本作は戦争の悲劇を描くことで、かえって燦々と現在に光を注いでくれる。命が軽視されている今に、生きることの意義を与えてくれる。それが精神論に過ぎなくても、強く太く、力を与えてくれる。その意味で、過去だけでなく現在にも視野を広げた本作はまさに「時代が望んだ作品」と言えるだろう。

ラストで舵取りをする少年の顔が精悍に見えたのは、俺だけだろうか?この演出こそ、本作の究極だったと感じている。彼は15歳、即ち戦争など知るべくもない。船に乗り込んだ理由も、「じっちゃんがボーナスくれるから」といった俗的なもので、いかにも現代っ子を象徴している(或いは皮肉ってる?)ようだ。それが戦争の話を聞くにつれ、徐々に彼の表情が変化し、最後にはエネルギーに満ちた顔となる。この「戦争を知らない子が戦争を知ることで、逞しくなる」という運びこそ、戦争を知る意義を唱えると共に、上記の通り「生きようよ!!」という、製作陣の掛け声が込められていると感じてしまうのは、オーバーだろうか。

勿論、反戦映画としても良かったと思う。戦争にも映画にも詳しくないので詳細をはっきりとは語れないが、「戦争はいけません」と叫ぶでもなく、バカみたいに打ち合いばかり流すでもなく、人間模様を中心とした作風からは、確かに「戦争って悲劇なんだよな、こんな悲劇を繰り返しちゃいけないんだな…」と強く思わされる。個人的に脱帽したのは、「戦争はあかん」の意味を持つ言葉を一つも使わないで、これほどまでに反戦思想を受け手に伝えたことだ。製作陣の技量と丁寧さを同時に感じさせられる。

「男たちのYAMATO」…シリアス一辺倒で重い話で視聴後かなり疲れが溜まるので、好き好んで二度目を見たいとは思えない作品ではあるが、内容はとても素晴らしかった。拍手!!本作の番外編として、同じような作りの神風特攻隊版でも作ってくれないかな。
2007/04/10 この映画を観た人は、きっと同船した少年のように自分達の過去の出来事「戦争」に真摯に向き合い、そしてその時代を生きた人々に感謝と尊敬の念を抱き、そして今「生きる事」の晴れがましさを感じることと思います。 by おきゃん

2006/10/08 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 馬王 評価履歴[良い:508(69%) 普通:96(13%) 悪い:127(17%)] / プロバイダー: 18453 ホスト:18387 ブラウザー: 4184
思った以上に良かった。
日本映画って大きく取り上げられるほど駄作ってケースが多いから、そこまで期待はなかった。
戦争映画としては結構ありきたりの内容なのだが当時の映像や実際の生存者が製作に携わったり、大和に対しての鎮魂歌として受け取れる。
長編だがその熱意や心情が受け取れる。

何とも日本がお得意の戦争の中に愛や友情、家族愛、恋人を守りたい一心に死地に向かう姿は大和魂を感じさせ、ストレートに受け入れることが出来た。
『死に方用意』の言葉を深く感じることも出来た。国のため家族のため戦う男の姿美しいが悲しくもあった。

機関銃を視点とした戦闘シーンは圧巻物である!!
大和が沈むまで男たちが血まみれになり戦い、傷つきながらも弾を撃とうと必死になる姿は迫力感満点だ。

単なる戦争映画に終わってないところがプラスポイント。
それぞれの想いが非常に詰まった映画である。
戦争に対する意味や戦争から生きて帰ったのに罪を感じる意識、現在まで生きてきた意味など上手く要所要所に纏め上げたと思います。

俳優陣も最高だ。
中村獅童、蒼井優なんか最高。
皮肉にも広島に原爆が落ちて逆に妙子が死んでしまう点などは戦争らしい、悲惨な描写だ。

戦争シーンに比重を置いてるため人間ドラマが多少、手薄になったがそれでも十二分に面白い作品となっている。
最期に船を操縦する少年の目がとても感動的だ。
[獲得推薦数:1] 2006/09/08 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by SHUNIA 評価履歴[良い:128(53%) 普通:32(13%) 悪い:83(34%)] / プロバイダー: 1858 ホスト:1778 ブラウザー: 5540
思いっきりネタバレしています…。

【良い点】

内容・戦闘:S
ストーリーは、とある女性が『戦艦大和』が沈んだ場所まで船を出してほしいと言う。誰もがその申し出を断っていたのだが、『神尾さん』は彼女を乗せてその場所へと向かう。その途中で、過去に戦艦大和に乗員し生き残っていた『神尾さん』は過去のことを思い出す。

第二次世界大戦中での『戦艦大和』の乗員たちの活躍を描く。
序盤の説明などで、大和が敵によって沈んでしまうというのは分かっているので、どのように沈んだのか、乗員はどのような心情を抱いていたのかを、『神尾さん』の記憶を通して語られる。

かなりの人数が登場するが、少年兵である主人公『神尾』、上官の『森脇(反町)』と『内田(中村)』さえ分かれば問題ない。
序盤は大和に乗員した神尾たち新兵が大和での厳しい訓練をしながら、他の兵士や上官と触れ合っていく。
その後、一回目の戦闘があり、戦争というものを知る。
町へ一度帰って、家族や親しい者と再会後、戦艦大和は勝算のない任務を下される。
死にに行くような戦いを前に新兵たちは『国のための死ぬ覚悟』に戸惑い、そして皆、腹を決めて大和は出発する。
これから戦いに行く神尾たち、彼らを見送る家族の者たち……。
戦争に駆り出された息子との別れ、母親や親しい女の子の悲しみがとても痛感できる。

そして、迎えた戦い。一度は迂回して敵にバレないように進行する大和だったが、敵に発見されて数十機の米軍機が接近してくる。
飯をかじり、戦闘準備を始める神尾たち大和の乗員。『アプローチ』に入る米軍機。
そして、大和の対空機銃が火を噴いた。
この戦闘シーンは邦画の中でも、かなり迫力ある死闘である。CGなどの使い分けもできているし、大和の砲撃や被弾するシーンなどは大音量でないと楽しめない。そして、この戦いの惨劇が伝わらない(……だろう)。

最初は米軍機も機銃攻撃で落とされ、なかなか大和にダメージを与えられない。魚雷も回避されたり、爆弾も弾幕によって命中させられなかったり、両者とも必死なのが分かる。

しかし、後に米軍の増援が現れてしまい、切り抜けられそうだった状況がさらに悪化。大和のダメージも増してくる。
医療班は次々に運ばれてくる負傷者で手一杯、機銃座からも戦死者が出たり、砲台や機銃座が破壊され始めたりする。

そしてついには、鈍ってきた大和に米軍機の攻撃も激しくなり、爆弾も直撃される。
そんな中、神尾、森脇、内田は使える機銃座で最後まで戦う。
もう死など恐れていない表情、国のためを思う精神。勝てもしない戦いの中で、三人は肩を取り合い、大和の乗員として、日本兵として、彼ら三人の勇姿はまさに『男』である。『漢』でもいい。そう言うに相応しい。

【その他】

今まで生きてきて一番戦争の悲惨さを痛感した。

学生時に学校の日本史の授業で習ってきた戦争。
しかし、『年代を覚えろ』、『原子爆弾が落ちたのはいつか』、『その時の代表人物は誰か』など、重要用語ばかりを無理矢理覚えさせられたので、興味を持つ者は決して多くはなかった。
修学旅行先でも『戦争体験者の話』といったイベントがあったりする。しかし、話してくださった方には申し訳ないのだが、興味ない人にとっては『昼寝時間』であった。仕方がない。旅行先で友人たちと戯れるのが修学旅行第一の楽しみである。その楽しさを冷ますようなイベントは『かったるい』の他ならない。

が、私はこの映画を見て日本の戦争の悲惨さを初めて痛感した。興味対象外の修学旅行生に懸命に語ったあの方たちも、こういう経験をしたんだなと思った。
この映画は内容も戦闘も、一流品である。

また、何度も見るような映画ではない。
感動を心にしまっておくような作品とは、こういう映画を指すのだと思える。

【悪い点】

悪い点を、とても良かったと述べた後に指摘するには・・・と思い、後に回した。
といっても、大したことではない。単に放映時間が約150分とかなり長い。決戦までの展開での無駄なシーンや、一つ一つの台詞にある『空いた間』を縮めれば、もう少し短くなったのでは、と思う。

【備考】

今では戦争や紛争、政府などに無関心な日本。
しかし、そんな今の若者に戦争という惨劇を教えてくれるのがこの『男たちのYAMATO』。
日本人は絶対見るべき映画である。

鑑賞後は、タイトルがとてつもなく大きい意味を持っているのだと分かる。『男の勇姿』には感動した。
2006/08/19 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by グングニル 評価履歴[良い:139(60%) 普通:12(5%) 悪い:80(35%)] / プロバイダー: 45196 ホスト:45303 ブラウザー: 8936
先日量販店のコーナーを見てまいりましたが、
DVD限定版は見事に売り切れていたそうです。
限定版といえば高価であるし、よっぽどの映画でなければ売り切れなんてことはなかったでしょうから、
この映画はやはりかなりの高評価を戴いているのでしょう。

さて、DVDを見直してみましたが、
確かに634様のおっしゃられていたように、大和級戦艦が3隻いましたね・・・。
あと一隻は長門として見ろ、というのでしょうか(笑)

死に方用意、そして友人の母親に主人公が謝りに行くシーンは、やはり名シーンでした。

あと、この映画を「戦争賛美だ、最低」と別のレビューで書かれている方がいましたが、
この映画の終盤で内田さんと森脇さんが血まみれになりながらジッと虚空を見ているシーンで、
ちゃんと「俺達の戦った意味は本当はなんなんだろう・・・」という精神描写が読み取れていれば、
こういった感想は出ないと思うのですが。

私にはこの映画が「戦争賛美」には決して思えません。
2006/08/09 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 634 評価履歴[良い:1398(50%) 普通:545(19%) 悪い:856(31%)] / プロバイダー: 20686 ホスト:20656 ブラウザー: 5234
本作の長嶋一茂演じる白淵大尉の名台詞。
「進歩の無い者は決して勝たない、負けて目覚める事こそ最良の道だ。日本は進歩という事を軽んじ過ぎた。私的な潔癖や徳義に拘って、真の進歩を忘れていた。
敗れて目覚める、それ以外にどうして日本は救われるか、今日目覚めずしていつ救われるか、俺達はその先導になるのだ。
日本の新生に先駆けて散る、まさに本望じゃないか。」

この台詞は決して作者のオリジナルではなく、「戦艦大和ノ最期」の故吉田満がその作中で表した言葉ですが、それは一茂なんかに言って欲しくはなかった。もっと、いい俳優さんに言って欲しかったです。

因みに、大和はよく「片道分の燃料で出撃した」と言われていますが、実は大和にも、それ以外のすべての艦艇にも燃料が大量に積まれ、充分に本土と沖縄を往復できる量だったそうです。これは、万が一(というか、成功率が0%に等しい沖縄特攻だったのだから)作戦に失敗した時の・・・という伊藤整一長官が草鹿龍之介参謀に打診し、草鹿参謀も了承をとったので、大和が沈んだ後、生き残った乗組員達は「雪風」「浜風」「涼月」「冬月」といった残存艦艇に乗って、佐世保へ帰投する事が出来たと言われています。そうでないと、大和の最期を今に伝える事はできなかったのだから。

本作はやはり、大和にウェートが置かれすぎ、その他の艦艇がぞんざいになっていたのが気になります。駆逐艦隊の中で、敗残兵達が・・・というシーンを入れても良いと思ったし、あの戦いで沈んだのは大和だけではないのだし、せっかく巨額の予算をかけたのなら、大和だけでなく、他の駆逐艦の戦闘シーンも映像で入れれば良かったように思います。

主役の不祥事がDVD発売前に起こってしまった本作、果たしてDVD部門でどれだけの旋風を起こせるか?
2006/08/09 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ジュピターちゃん 評価履歴[良い:287(65%) 普通:36(8%) 悪い:121(27%)] / プロバイダー: 10064 ホスト:9896 ブラウザー: 6673
とにかく戦闘シーンが迫力満点でした。迫り来る米軍戦闘機・銃座からの射撃・強力な砲撃が下手な特撮ではなく綺麗に描かれていました。とにかく大和のセットが素晴らしい。本物の大きさのごとくスケールが大きかったです。

大和の乗組員は、炊事班・砲術班・航海班などと各部署の細かい動きが描かれていた。軍隊らしくとても緊張感がただよっていました。そして軍隊に失敗は許されない。少しのミスが自分の死どころか全体の壊滅に繋がってしまう。なので訓練を続ける。そして失敗したら罰を受けるという厳しい世界だった。実際の日本軍はもっと厳しい罰をやっていたと思います。

戦闘シーンはやはり最後の沖縄戦が迫力満点でした。片道分しかない燃料を搭載して攻撃を仕掛けに行く。決死の覚悟で戦う。しかし徐々に戦闘が劣勢していく中、次々と兵士が死んでいく。銃弾を受けて血が噴出して体が吹っ飛んだり、血まみれになって這い蹲っていたりと凄惨な戦いだった。血だらけの兵士は少しグロい感じがしましたが、リアルでよかったと思います。

黒板に「死ニ方用意」と書かれてあったのが気になりましたね。その後、天皇のために死ねるのは喜ばしいことと単なる無駄死にではないかと兵士との間にいざこざが生まれる。そこに現れたのが長島一茂であった。彼の言ったセリフが印象に残っている。「犠牲によって次が生まれる。薩英戦争で負けたが、外国から新しい武器を得る事によって日本は強くなった。新しい未来のために犠牲になるのなら本望じゃないか。」確かに無駄に命を捨てることには変わりはありません。しかしこの時代は仕方なかったかもしれません。圧倒的不利な戦況では、こう考えるしかないと思います。

神尾・森脇・内田の3人が一緒になった必死に襲撃していて、退艦命令が出て神尾はまだ戦おうとしている中、森脇・内田が「戦いは終わった、生きろ。」というのが熱かった。あと中村獅童氏の少年兵を守るために必死に銃撃するのも印象に残っている。
2006/07/30 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by グングニル 評価履歴[良い:139(60%) 普通:12(5%) 悪い:80(35%)] / プロバイダー: 45196 ホスト:45303 ブラウザー: 5978
いよいよDVD発売まで一週間を切りましたね。
これほどDVDの発売を待ち焦がれた経験はいまだかつてありません。
それほど、この映画が素晴らしいということなのでしょう。

いろいろネットの他の感想を伺うと様々な賛否両論がありますが、
それでもやはり大半の感想は「良かった」というものでした。
これほどの反響を持つ映画が近年の邦画にあったでしょうか。

今後も、左右の思想に偏る事のない「事実」映画がもうちょっと増えてくれると嬉しいですね。
DVD鑑賞後にまた書き込みたいです。
2006/07/30 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by RASH 評価履歴[良い:33(79%) 普通:5(12%) 悪い:4(10%)] / プロバイダー: 27899 ホスト:27726 ブラウザー: 7856
いや〜よかったです。
戦争系が好きな人には特にたまらない映画でしょう。
またそうでない人でも充分に泣ける映画でしょう。

口では表せませんね・・・
2006/06/01 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ハスラー 評価履歴[良い:32(60%) 普通:3(6%) 悪い:18(34%)] / プロバイダー: 7325 ホスト:7100 ブラウザー: 5234
ここ数年で見た戦争映画の中で最高の出来と言えます。
とにかく偏らずに映画を製作することに成功しています。映画の内容はただただ当時の日本人の様子が描かれています。
見ていてうそ臭いと思った方もいるでしょうがそれは現代の価値観で見ているだけで、当時の日本人としてはいたって普通な行為でした。
戦闘シーンも洋画並で、ほぼ実寸のセットがいきています。正直爆発炎上しながら傾きながらも攻撃されているシーンは久しぶりに目頭が熱くなりました。
ネットで好戦映画だ、反戦映画だ言われてますが、主義主張を考えずに見てください。彼らが命をかけて守ろうとしたものが見えてくると思います。
2006/03/20 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by グングニル 評価履歴[良い:139(60%) 普通:12(5%) 悪い:80(35%)] / プロバイダー: 16488 ホスト:16385 ブラウザー: 4184
>634様

なるほど、そういうことでしたか・・・。
勉強になりました!

「亡国〜」はまだ未見なので、今度色々踏まえた上で鑑賞してみますね。。
2006/03/20 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 634 評価履歴[良い:1398(50%) 普通:545(19%) 悪い:856(31%)] / プロバイダー: 21108 ホスト:21109 ブラウザー: 5234
>グングニルさん
大和の旧海軍時代の所属基地は広島県の呉市で、現在では「大和ミュージアム」で有名ですが、そこは今でも海軍(現在の海上自衛隊)の基地になっています。

最後の出撃の時に呉で補給と乗艦作業を行ったので、どうしても呉がスタート地点になるし、大和が建造されたのも石川島播磨重工の造船所(現在は閉鎖。大和の前には戦艦「長門」、航空母艦「赤城」「蒼龍」などを建造。)があったのも呉で、呉と大和は切っても切れない関係でした。

大和自慢の46センチ砲が造られたのもこの呉の海軍工廠で、二番艦の「武蔵」の建造の時には長崎で造られていた武蔵に砲身を届ける為にわざわざ「樫野」という砲身を運搬する特殊輸送船を造らなければならない程でした。

海軍=自衛隊の基地は大きく分けて横須賀と呉であり、横須賀管轄として大湊や舞鶴、呉管轄として佐世保と分けられています(武蔵と信濃は横須賀所属)。本作の制作協力をした自衛隊の艦艇(ブルーバック撮影や、海上ロケ等)である護衛艦「ひえい」、補給艦「ましゅう」、掃海母艦「ぶんご」も呉所属の軍艦です。

憲法9条改正ですが、私は変えるのはどうかと思います。
9条は不戦の誓いであり、変えてしまうと、アメリカの言いなりで紛争地域に自衛隊員を行かせる事になるからです。
今のイラクだって不安定なのだし、「後方支援」という言葉が使われますが、旧海軍にいた人から言わせれば、「後方支援こそ狙われやすい」という事だそうです。

太平洋戦争時、後方支援の輸送艦にろくな護衛も付けず、むざむざ潜水艦や飛行機の餌食になって、夥しい人命が奪われ、補給線を軽視した海軍上層部の戦略の甘さがあったからです。この補給を無視したやり方で日本はガダルカナルやインパールなどで死ななくても良い多くの人命を無くしたのだから。

本作が反戦映画であるのは変わりませんが、東宝の「亡国のイージス」なんかよりは遙かにできが良いのは確か(この映画では横須賀所属の軍艦が使われているのだけど・・・。)でしょう。
2006/03/20 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by グングニル 評価履歴[良い:139(60%) 普通:12(5%) 悪い:80(35%)] / プロバイダー: 45196 ホスト:45303 ブラウザー: 5978
先日観にいきました。
・・・すんばらしいですね!!!
かなりリアルで、壮大で、感動的でした。
(映画館自体もご無沙汰だったし)
主人公配役を対空機関砲係の一員にした意図も、
最後の方でだんだんとわかってきて、
自然と涙が出てきました。
中村さんの演技も絶妙でした。少年兵を守る一心で引き金を引き続けた、
あのシーンが焼きついてます。

この映画の冒頭で護衛艦郡の姿が出てきましたが、
何か意図があるんでしょうか・・・?
個人的には「ここが大和最後の出撃拠点なんだ」と思わせる為に写されたとおもったのですが・・・

私もこの映画は「反戦作品」と見ていいと思います。
半世紀前、遮二無二殺されたのは、自分の年齢と大差ない青年達で、
結局国家の指先として使われたんだ・・・
という、惨劇極まりない結果に終わった事を強烈に描写していますし。

某ガンダム新作みたいに偏った見方で反戦反戦繰り返されるよりは
よっぽど反戦精神を受け入れられる作品です。
こういった真摯な反戦作品ならどんどん作っていただきたいですね。

>彩音様へ
大事な事は、
憲法改正=戦争参戦の道
と見ることではなく、
憲法改正→今後の世界平和維持への進路の深い考察と議論の継続への影響
としてよく話し合うのが大事ではないでしょうか・・・
それでも反戦精神は心に刻みたいものですよね。

長々失礼致しました〜
2006/03/19 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 彩音 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 51929 ホスト:51972 ブラウザー: 5234
大和は、友達がエキストラで出ているということで見に行ったのですが、かなりよかったです。
戦争について、けっこう理解していたと思っていたのですが、一気に覆されましたね。
改めて、戦争の怖さを痛感しました。

大和がここまでいい作品になったのも、俳優さんがよかったということもあると思います。
個人的に印象に残っているのは、反町隆史さん・中村獅童さんはもちろんのこと、松山ケンイチさんでしたね。
彼の演技力には正直驚かされました。あれだけの演技をしようと思ったら、戦争・大和のことについて相当理解していないとできないと思います。

今は、日本は平和主義なので戦争はありませんが、第9条が改正されたらどうでしょう?
また、大和のようにたくさんの若者が犠牲になるんです。お偉いさんたちの勝手なエゴによって。
大和を映画化させた方々には、感謝の気持ちもあり、尊敬に値すると思います。
お偉いさんたちにもこの映画を見てもらって、改めて戦争について、第9条の改正について考え直してほしいと思いましたね。
この映画では、戦争の怖さだけでなく、「残されたものの悲しみ」も表現したかったのではないでしょうか。今、世の中では第9条の改正に賛成の人が徐々に増えています。それは、戦争について理解していない、あるいは無知だとしか言いようがない。戦争が怖いものである、無関係の人・戦争に借り出される若者たちがたくさん犠牲になるということを理解しているのならば、戦争に賛成できるはずがありません!

また「特攻」というのは空しすぎます。そんなにたくさんの犠牲を出してまで敵の数を減らしたいのか、そう思いました。

友達と2人で見てたのですが、感動と同時に「ある意味怖かった」という感想がありました。
何が怖かったって聞かれると、答えられるものではありませんが、どこかしら恐怖を覚える作品ではありました。
確かに、グロイという怖さもありましたが、心に響く怖さがありました。
戦争には善悪がないから怖いのかもしれません。
善悪がはっきりしていれば分かりやすいのですが、戦争なんかに関しては善悪どちらともいいがたいものだと思います。

戦争を体験した人はもうごくわずかになっていますが、今、私たちが戦争の怖さ・空しさというものを理解し、次の世代に伝えていかなければならないんだと思いました。
そのためにも、大和はとても評価するべきの作品であり、今後真実を伝えていくためにもいいものになっていると思いますね。
大和は、私が見てきたどの戦争映画より、仕上がりもよく、忠実に再現され、とてもいい作品であるといえるでしょう。
2006/01/12 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 古典派の男 評価履歴[良い:273(74%) 普通:65(18%) 悪い:32(9%)] / プロバイダー: 40935 ホスト:41100 ブラウザー: 3650
正直、実写の邦画を映画館で見て、ここまで良かったと感じたのは初めてかもしれません。
周りの客層はやはり年配の人が多かったですが、涙を流しながら見ていた人も結構多かったですね。

この作品の魅力の一つが、今までの戦争映画とは全く次元の違うスケールの大きさでしょう。
実物と同サイズの大和のセットを作っただけあって、邦画とは思えないほどの迫力があります。
また、出演している俳優は今までの戦争映画と比べると若手が多く、その分若い世代でもとっつき易いでしょうし、
それでいて作品の内容自体は非常にハードなものに仕上がっているのも非常に好印象です。

出演俳優の中で、個人的に非常に好印象だったのが反町隆史さんです。
若干台詞が聞き取り難いのは相変わらずですが、厳しさと優しさを併せ持った感じが非常によく出ていましたし、
下級仕官を思いやる場面とか、賭博で死ぬ方に賭ける場面とか、すごく印象に残る演技でした。
GTOとかやってたころは、まさか反町さんがこんなに戦争ものの似合う俳優になるとは思ってもいませんでしたが、
若手でこういうハードな役柄が似合う俳優というのはなかなかいないと思いますし、
今後もこういう路線で独特の存在感を発揮していってほしいですね。

製作サイドが「泣ける映画」と豪語するだけあって、全体を通してお涙頂戴の展開が多く、
特に乗組員にとって最後の上陸生活を過ごす場面では、乗組員それぞれに濃いドラマがあると同時に、
これが最後の上陸になることを皆が確信していることがはっきりと感じ取れ、泣ける場面だと思います。

残念な点としては、大和最後の戦闘シーンが爆発シーンを延々と見せられて、少々だれてしまう点です。
もちろん戦闘シーンの迫力は邦画とは思えぬほどの圧倒的なものがあるのですが、
ひたすら爆発しまくって、ドッカンドッカン効果音が鳴り響くのは、さすがに「もういいよ…」と感じました。
その合間に乗組員同士のドラマのようなものが進行してくれれば、だれることはなかったのではないかと思います。

あとは、戦時と現在を交互に映すという構成が、その切り替えのタイミングも含めて、
なんとなくタイタニックに似ていた点が気になった程度で、全編通して非常に満足のいく内容でした。
戦争に関心のない人でも見れるとっつきやすさがあるので、一度は見てみる価値のある作品だと思います。
2006/01/09 良い [編集・削除/削除・改善提案/