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読み仮名: ごーすとすいーぱーみかみごくらくだいさくせん / 英語タイトル: Ghost Sweeper Mikami-Amusement Great Work Game
2006/09/30 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by 五紀 評価履歴[良い:44(85%) 普通:0(0%) 悪い:8(15%)] / プロバイダー: 27008 ホスト:26992 ブラウザー: 5234
笑いあり涙あり、そしてお色気ありの、いろんなものがいっぱい詰まった漫画です。
うる星やつらと同系列で語れそう。あくまで私見ですが。
基本、主人公美神とその助手の横島、おキヌのトリオで話は展開されます。
20巻でちょうど節目のように物語は異なった様相を呈することになるので、それ以前と以後とで分けて綴ります。
前半はドタバタコメディーを軸としたビックリ箱。ありとあらゆるハチャメチャアイデアが飛び出してきます。
横島くんは煩悩少年ゆえ全編通してヨゴレ役ですが、この頃は特に同情してしまうくらいむごかった。
これほど報われないヘタレなダメージ担当も中々いないでしょう。そこが気に入っていたりもするんですが。
彼はお色気シーンを引き出してくれる希少なキャラでした。
そのお色気というのも、あまりあざとさを感じさせるものではなく、その辺は抵抗なく読めました。
主人公はゴーストスイーパーという霊を狩る職業人なので、悪霊は沢山出てきますが皆どこかコミカルです。
題材としてはホラーになりそうなものなのに、全くそれを感じさせません。
さっき「狩る」といいましたが、そーなんです。この漫画に霊を鎮めて成仏させようだなんて殊勝な考えのキャラはいません。
皆しばき倒します。清々しいです。
そんなわけで霊側の視点に立った人間ドラマはあまり出てきませんね。
幽霊であるおキヌちゃんのとっておきのエピソードはありますけど。ぶっちゃけ泣きました。
3人の絆が再確認できる珠玉のお話です。
たまにシリアスな展開を見せることもありますが、適切なタイミングでギャグが入るため話が重くなり過ぎず心地よく読めました。
とにかく笑って楽しめました。キャラも個性豊かな面々が揃い、皆して真剣にバカやってるのを見るのは面白かったです。
それでは後半。ここからはシリアス色が強くなってきます。ギャグを入れることももちろん忘れていませんでしたが。
前世編での3つのお願い、アシュタロス編でのルシオラの死。もれなく泣きました。
どちらもハッピーエンドではないんですよね。いわゆる悲恋というやつです。
数多のシリアスエピソードを通して立派に成長していく横島の姿には燃えました。
前半でもその兆候を見せていた彼ですが、後半でその成長力はピークに達します。
新能力の開眼。打倒アシュタロス宣言。
上記の宣言と美神を越えた瞬間のシーンは、構図も相まってむちゃくちゃ格好良かったです。
墓まで持っていけそうなほど強く心に刻まれました。
横島は、これまで読んできた漫画全てと照らし合わせて考えてみても、一番好きなキャラかもしれません。
後半にもギャグメインの回はもちろんありますが、その評価は前半で述べたこととあまり変わらないので割愛。
燃えに燃えて楽しめました。私の中ではこの漫画は横島の成長譚です。
ただ、不満がなかったわけではありません。
前半は感じなかったことが、後半になって不満として浮かび上がりました。
ずばりそれはシリアスエピソードの多さです。これは良かった点でもあるんですが、副産物的に悪い点も浮き彫りにしました。
展開に、特性上ついていけなかったキャラが多数いたんです。せっかく良いキャラが沢山いるのに勿体ない。
その中には前半のレギュラーキャラ、おキヌちゃんもいました。
どうしても美神・横島メインになってしまうのですね。ルシオラの死も不満だったりします。
総括いきます。
とにかく笑えて熱くなれて泣けて、これ以上何がいるの?てぐらいこの漫画には色々感情を引き出されました。
評価としてはもちろん「最高」で。
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